今でこそビニールの袋にふとんは入ってますが、ご婚礼寝具全盛期のときは
すべて大きな風呂敷でお包みいたし、配達したものです。一度ご注文いただきました自宅まで運び、飾らせていただきました。後日荷出しの日に早朝おじゃまいたし、もう一度
荷出し用の貸し風呂敷で包みにおじゃまいたしたものです。ご要望があればトラックで伺い、風呂敷でお包みいたしましたご婚礼寝具一式をトラックで積み、紅白の幕をかけて
ご結婚されます先方のおうちまで、タンスやさん、電気屋さん、ふとん屋とトラックを連ねてお届けしたものです。懐かしいお話ですね。今のお若い方に話しても、通じませんかもしれませんが、昔は婚礼寝具で既製品はありませんでしたので、すべて手作りでした。とゆうことは婚礼のシーズン中は打ち直し、急ぎの注文はすべてストップして、夜遅くまで住み込みの店の従業員さんと綿入れをするのが日課でしたね。
現在60歳を過ぎましたが、若かったので出来たことですね。
ボツボツ、コツコツ、焦らずに、自分のペースでふとんつくりと販売にはげみます。
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