毎年恒例の七福神の皆様がありがたくも店にお越しいただきました。 七福神祭りが行われると、いよいよ今年も1カ月余り! 年末商戦をむかえ、七福神の御利益をいただき、息災を祈って、新しい年を迎えたいものですね。 佛光山十念寺さまの七福神祭は歴史をたどれば江戸時代にさかのぼります。 七代桑名藩主松平定重の夫人のすすめにより、町屋川原で双盤の音に合わせて大念珠をくり、庶民の和楽と息災を祈って七福神が舞い踊ったのが始まりとといわれ、十念寺さまに伝承されてきました。 太平洋戦争の戦災に合い、十念寺さまの伽藍、大念珠ともに焼失し、同時に七福神祭も中断しましたが、昭和43年に復活いたしました。そして毎年桑名の市民のたのしみの行事の一つとなっております。11月23日は七福神は二組用意され、次のようなものをもって面をかぶり、一組は町中を廻り、もう一組は十念寺さまの寺内の行事を執り行います。 もう一言、 十念寺さまといえば、江戸時代幕末の維新の動乱で活躍された桑名藩の公用人で、戊辰戦争後、藩の一連の戦いの首謀者として藩主に代わり処刑された「森弥一左衛門陳明」 のお墓と記念碑がございます。戊辰戦争桑名藩の歴史では大切な場所ですね。 |
七福神さんはおのおの、下記の道具を持って町中を廻ります。大変ありがたいことです。 また、お役目のみなさま、お疲れ様です。今年もありがとうございました。
大黒天・・・・渋茶色の狩衣姿に、打ち出の小槌、袋 恵比寿・・・・釣り竿、鯛 毘沙門天・・・剣、宝棒 弁財天・・・・扇 福禄寿・・・・杖 寿老人・・・・杖(巻物付)、団扇 布 袋・・・・袋、杖 |
※お昼の休みの間に、投稿しました。乱文等お許しください。 七代目 笹屋治兵衛 服部 |