夏のお座布団

創業嘉永三年（1850年）。「いい目覚めをクリエイト」する三重県桑名市のふとん専門店。

住所：桑名市吉津屋町57番地

TEL：0594-22-0501

営業時間：AM9:00～PM6:00

定休日：毎週月曜日

駐車場：5台あり

お客様お気に入りの生地(飛騨民芸調シルク夏物の反物)で夏座布団をお作りするご注文

いただきました。反物は巾が小さく、座布団に作っても４枚ぐらいしか取れません．

最低でも５枚は欲しいですね。

だったらいっそ、裏を紺の無地をお付けして、８枚作ることにさせていただきました。

他にもいろいろ作り方のパターンは有りますが、今回はお客様とご相談した結果

枚数を優先しましてこのパターンでおつくりいたしました。

夏用ですのでわたの厚さは薄い目、サイズは八端版のサイズより、少し大きく生地が

とれますので

巾６１ｃｍ×長さ６６ｃｍ位にさせていただきました。男性が胡坐をかいても楽ですね。

裏側の濃紺の生地が少しみえますがこれもまた良しかなと思っています。

このようなご注文は、生地をどのように活かし、どのようなパターンにお作りするのか

考えながらいたしますので、作っていても楽しいですね。

お約束通り、７月の末頃までにお作りいたしました。花火大会、石取祭りまでに

間に合いました。ありがとうございました。

敷ふとんをお作りさせていただきました。

少し軽めにしましたが、畳の上で十分これ一枚で役目を果たします。

昔は二貫目(７，５ｋｇ)、それから６，５ｋｇになり今では５，２５ｋ～６，０ｋｇ位に

しています。何度か打ち直しをされるとどうしてもかさが出なくなり、自然と目方を多く

入れました。今ではわたは打ち直しは一回、多くとも２回で、その場合は新しい綿を

加えますので、そうすれば結構復元いたします。敷ふとんは毎日、夏冬休みなしに

人間の身体を支えるものですから、大切ですよ。

一年３６５日、５年間使えばで１８２５日で一日当たり約７円。

８年使えば一日４円ぐらいです。おまけに良く日に干して使えば寝心地最高です。

でも、わたを何度か打ち直しされている場合、元のわたがあまりよくない場合は、

新しいわたで少し軽い目におつくりいたします。

こちらのお客様は、打ち直しで敷ふとんをと考えて見えましたが、中わたを拝見

いたしましたら、これは、微妙なとこです。

打ち直しのみでわたをお入れさせていただきますと約１３，０００円、

打ち直しに新しい綿４枚ぐらい追加して作ると１７，０００円ぐらい、

新しい綿で少し軽めにお作りすると２１，０００～２４，０００円位、

ここはお客様の御意向、ご予算もございますので、相談させていただき

新しい綿ばかりで思いきってお作りいたしました。

参考までに見てください。　

こんなわたが入ってる敷ふとんがありましたので、参考までに！

敷ふとんでしたが、化繊系敷用ミックスのわたかなと思ってお預かりしましたが

いざ側生地をほどいて中のわたをよく見ましたらこんな感じで、真ん中に黒い打ち直し

の古わたわたが入っていました。毛足が短くよく使ったなとゆう感じのわたでした。

ましてや新品の敷ふとんに入れるなんて！

お客様は新品の敷ふとんを〇〇で買われたとおっしゃっていましたが、

こんな敷ふとんもあるものだなーと驚いたことがあります。　