「芝大門いまづクリニック院長」今津嘉宏先生の講演で89.8%の病気を防ぐ上体温のすすめのお話を聞き「からだを温める」ことは究極の健康管理法であることを教えられました。先生は慶應義塾大学病院で外科が専門でその時の経験から、手術後の患者さんの体温は低くならないように、室温を上げてあげる。また体温が低い方が病気になりやすい確率が高い 等いろいろな上体温の効果などお聞きしました。江戸時代に儒教と医学に精通し健康で長生きするためのハウツー本である「養生訓」を書きあげた貝原益軒のお話も交えて、たいへんわかりやすい健康法をお聞きしました.
貝原益軒は福岡藩の藩医として当時平均寿命50代前半のなかで、84歳まで元気に活躍されたとことで、その当時では異例の長生きであった。当時の日本人のあこがれの的でもあった彼の生活や食事におけるさまざまな健康の秘訣をまとめた「養生訓」はベストセラーとなり現在でも時代、季節、環境に合わせた体調管理は健康で長生きの教えとなっている。現代人は仕事のストレス、冷房のききすぎ、お風呂をシャワーですませる、冷たい飲み物、アイスクリームなどの取りすぎ、温野菜をとらない、等生活様式が低体温の日本人を多く生み出している。幸い今は医療が発達して、病気になった後のケアが行き届いていますが、本来は病気になりにくい身体を作ることが大切。サプリメント、薬に頼る前に、体温を36.5℃に保つ養生が免疫性を高め、健康で長生きな人をつくることになります。あと睡眠に関しても、いくら忙しくても毎日最低5~6時間はとっていただき、不眠症.冷え性にならないように気を付けることが大事です。眠る前に十分体温を高め、ぐっすりおやすみください。